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静岡市清水区で日本一のたこ焼き店を目指す「ふわとろたこ焼き あじたま」。大阪出身の夫婦が作るたこ焼きは、持ち上げるのも難しいほどトロトロでした。オリジナルキャラクターも人気です。
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いつも通る表通りから1本裏に入ればそこはまるで別世界。静岡県民必見の裏スポットを巡ります。今回は静岡市を横断する主要道路「南幹線」周辺の裏スポットを探して、草薙駅から清水方面へお散歩中です。
日本一を目指すたこ焼き店
静岡鉄道の狐ヶ崎駅から南に徒歩10分。サクラ並木のある有東坂池公園付近を歩いていると、公園の裏側に狭い坂道を見つけました。

裏坂道を抜けた先には、忍者の看板が目をひく「ふわとろたこ焼き あじたま」がありました。
南幹線を有東坂の交差点で南へ曲がってすぐです。
たこ焼き一筋で経営するのは、店主の辻村文吾さんと妻の辻村絵美さんです。

辻村さん夫妻はたこ焼きの本場、大阪出身。「日本一のたこ焼き目指すなら、日本一の富士山がある静岡や!」とノリで静岡に引っ越して来ました。
たこ焼きには、ソース、しょうゆ、ポンズ、しおが9個500円、15個750円です。

持ち上がらないトロトロたこ焼き
一番人気のメニューは「ソース (9個・500円)」。できたてのアツアツたこ焼きを食べます。

爪楊枝で持ち上げようとしても、とろとろで持ち上げるのに苦労します。
あじたまのたこ焼きは、とにかくふわとろ。だしをしっかりきかせた生地と、酸味の少ない甘めのソースが特徴です。

さっぱりレモンで食べる「黒たま」
ソースたこ焼きは定番メニューですが、忘れちゃならないのは「黒たま (9個・650円)」。
カットレモンが付いてきます。

黒コショウとレモンをきゅっと絞ったさっぱり系のたこ焼きです。
あっさりさっぱりとしていて、たこ本来のうまみを味わうことができます。ガツンとくるブラックペッパーに、すっきりとしたレモンが合わさり、さわやかなたこ焼きでした。

あじたま・辻村絵美さん:
大阪でたこパするときは、黒コショウとレモンばっかりで食べます
さっぱりとしている分、無限に食べられると絵美さんは語ります。
あじたまくんシールもひそかに人気

お店の看板にも描かれている忍者のキャラクターについて聞いてみました。
看板やたこ焼きの容器など、いたる所に登場するこの忍者の名前は「あじたまくん」。

あじたまくんは絵美さん考案の忍者です。少しだけデザインの仕事をしていたという絵美さんは、味ごとに色やデザインが違うあじたまくんのシールを作っています。
その数はいまや80種類に。

シールを求めてたこ焼きを買いに来る人もいるなど、根強いファンもいます。
あじたま・辻村絵美さん:
シールだけ売ってくださいと言われることもあるんです
静岡の地で日本一のふわとろたこ焼きを目指す「あじたま」。たこ焼きの味だけでなく、忍者のシールも楽しいお店でした。
■店名 ふわとろたこ焼き あじたま
■住所 静岡市清水区有東坂2丁目294-13 セントラルビル103
■営業時間 11:00~21:00 (LO 20:30)
■定休 火・水
■問合せ 050-8884-1224
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